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2026/08/05 09:53
青森県南部町の「あいない」。
昔から、この土地は梨づくりに恵まれた場所として知られてきました。
この地域で育つ梨は、タネの部分が小さく、実がたっぷり詰まっていることから、昔の人々は親しみを込めて「あいない梨」と呼んでいたといいます。
先人たちが守り続けてきたこの土地で、私たちもまた、一つひとつの実と向き合いながら梨を育てています。
私たちの梨畑は、平棚栽培という全国でも珍しいY字棚を取り入れています。
枝一本一本に光と風が届くように整えられた棚は、作業のしやすさだけではありません。
台風などの強い風が吹いたときも落果を大きく減らし、大切な実を守ってくれる、私たちにとって心強い存在です。
一年かけて育てた梨を、最後まで無事にお客様へ届けたい。
そんな想いが、この畑には込められています。
八月中旬。
夏の訪れを告げる「なつしずく」の収穫から、梨の季節が始まります。
「りんか」、「幸水」、そして秋を彩る数々の品種へと続き、十種類以上の和梨が少しずつ旬を迎えていきます。
収穫は九月いっぱいまで。
その後、選び抜いた梨を大切にお届けし、販売はクリスマス前頃まで続きます。
季節の移ろいとともに味わいが変わるのも、和梨ならではの楽しみです。
私たちが特におすすめしたい三つの梨
あきづき
十五夜の月を思わせる、黄金色に輝くまんまるな梨。
きめ細かな果肉はやわらかく、酸味は穏やか。
口いっぱいに上品な甘さが広がり、秋の始まりを感じさせてくれる一玉です。
かおり梨
一キログラムを超えることもある、迫力ある大玉品種。
シャリッと心地よい食感と、あふれるほどのみずみずしい果汁。
そして名前の由来にもなった、ほかの和梨にはない華やかな香りが魅力です。
大きく育ったものほど、その美味しさを存分に楽しめます。
甘太
その名の通り、驚くほど甘い和梨。
ナイフを入れた瞬間、果汁がじゅわっとあふれ出し、一口食べればみずみずしい甘さが口いっぱいに広がります。
「こんなに甘い梨があるんだ。」
そんな感動を届けてくれる、私たち自慢の一玉です。
土地が育み、人が守り、季節が実らせる。
「あいない」の風土が詰まった一玉を、ぜひ味わってみてください。
